稼げる、と聞くことの多い治験。
治験は何となく「リスクがあって危なそう」と興味はあるけど避けていた人も多いと思います。筆者が治験に参加した際の経験を元に、治験に参加するまでの基本情報とおすすめの治験募集サイト10選を紹介しようと思います。
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【目次】
- そもそも治験とは
- 治験バイトとは
- 正しくは治験ボランティア又は治験モニター
- 治験ボランティア(治験モニター)の種類
- 治験は安全なの?
- 治験ボランティアや治験モニターのメリットとデメリット
- 負担軽減費の単価感は?
- 治験中の食事の制限はある?
- 起床時間や就寝時間の決まりは?
- 自由時間の制限はある?
- 治験ボランティアは副業ではない?
- 治験ボランティアに参加する手順
- 自分に合った治験募集サイトの選び方
- おすすめの治験募集サイト10選
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そもそも治験とは
新しい薬や医療機器の効果や安全性を確かめるために行われる臨床研究を「治験」と呼びます。治験は、薬や医療機器の臨床試験を行い、その効果や副作用、適応症などを調べるプロセス全体を指しています。
まずネズミやモルモットなどの動物実験や細胞実験などを行い、安全性や効果を確認した上で、人間を対象とした臨床試験が開始されます。
治験に参加することで、治験参加者はまだ保険適応されていないような最新の治療法を受けることもでき、また治験の進展や新薬の創出に貢献することができます。
また、治験参加の負担を軽減してもらうという意図での謝礼金(負担軽減費とも呼ぶ)を貰うこともできます。
治験バイトとは
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勘違いしている人が多いのですが、厳密に言えば治験バイトとは、治験における補助業務を行うアルバイトのことです。
治験募集サイトや治験のあっせんをするサービスでは「治験に参加すること」=「治験バイト」と表現することを禁止している場合があるので注意が必要です!
正しくは治験ボランティア又は治験モニター
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治験ボランティア(又は治験モニター)とは、治験に参加する被験者のことです。治験に参加して、謝礼を受け取る活動の正しい呼び方はこちら。
治験は、新しい医薬品や治療法を開発するための重要なプロセスであり、その安全性や有効性を確認するために被験者が必要です。治験ボランティアは、被験者として、医療の発展や新薬の創出に貢献することができます。
治験ボランティアや治験モニターの参加には、治験募集サイトに登録し、被験者に必要とされる適切な条件を満たした場合、まずは治験の募集代行をしている企業が、参加希望者の健康状態や医療歴、年齢、性別、生活環境などを調べ、治験に適した被験者を選定します。
また、治験ボランティアや治験モニターは、治験の進行に協力することが求められるので正確な情報提供や、指示に従うことが大切です!
健康診断の結果を偽ったり、喫煙歴を偽ったりすると、後々問題に発展する可能性があるので注意しましょう。
治験ボランティアや治験モニターは、医療に対する理解や知識の向上、医療費負担の軽減など様々なメリットもあります。
これらを負担軽減費(謝礼金)という名目で有償で行うことを一般的に治験モニター・治験ボランティアと呼びます。
治験ボランティア(治験モニター)の種類
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1:健常者ボランティア
健康な人を対象とした治験で、安全性や有効性を確認するために行われる治験です。健常者ボランティアは、通常は比較的安全な治験で実施されますが、副作用やリスクがあることもあります。
2:患者ボランティア
特定の疾患や症状を持つ人を対象とした治験で、新しい治療法の効果や安全性を確認するために実施されることが多いです。患者ボランティアは、治療法に対する期待感や希望を持つ一方で、治験によって副作用や健康被害が発生する可能性もあります。
3:老人ボランティア
高齢者を対象とした治験で、高齢者における新しい治療法の安全性や有効性を確認するために実施されます。高齢者は、代謝機能や免疫力が低下しているため、健康リスクが高いことがあります。
4:小児ボランティア
子供を対象とした治験で、子供における新しい治療法の安全性や有効性を確認するために実施されます。子供は、成長や発達が進行中であるため、薬剤の代謝や反応が成人と異なることがあり、特別な注意が必要です。
筆者の登録している治験募集サイトでは定期的にメルマガが送られてきます。その中にも「お子さんの」という案件も定期的に散見されます。
以上のように、治験ボランティアには、様々な種類があります。治験に参加する前に、自分がどの種類のボランティアに該当するか、またリスクや義務などをしっかり理解し、参加を検討することがおすすめです。
治験は安全なの?
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治験ボランティアや治験モニターに参加する上での懸念材料が、本当に安全かなの?というものかと思います。
インターネット上でも「治験 ヤバい」や「治験 死亡」など不安になる言葉を目にすることもあるかもしれません。
しかし治験は、多くの場合、厳格な倫理基準と法的規制に基づいて実施されます。ただし治験にはやはりリスクが伴うのも事実です。
例えば、治験薬の副作用や未知のリスク、治験中に発見された病気や異常などが一例です。
治験に参加する場合、治験によって生じるリスクを理解し、自己責任で参加する必要があります。治験に参加する前には、治験に関する情報を収集し、しっかりと専門医師と相談しましょう。
筆者は以前、日帰りの健常者モニターに参加した経験があります。その時は投薬ではなく一定のストレスを感じる状況での各種データの測定だったのですが、ご察しの通り特段リスクを感じることはありませんし、ヤバいものではありません。
治験ボランティアや治験モニターのメリットとデメリット
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【メリット】
メリット1:新しい治療法の開発に貢献できる
まず治験ボランティア、治験モニターへの参加は、新しい治療法の開発に貢献することができます。治験の結果が良好だった場合、新しい治療法が実際に世の中に出ることで、多くの人々の健康状態が改善される可能性もありますね。
メリット2:負担軽減費を貰いながら参加ができるタイプが多い
治験に参加することを条件に負担軽減費(謝礼)が出ることが一般的です。単価は治験内容により異なりますが、一つの基準としては日当で1万円~2万円前後が相場と言われています。イメージとしては長期入院を伴うものは数十万~、短期通院の場合は数千円~と設定されています。
メリット3:治療費が無料または割引される場合がある
治験ボランティアや治験モニターに適応されるパターンとして、治験に参加することで、治療費が無料または割引される場合があります。治験によっては、薬剤や医療機器、検査や診断などの費用が参加者に負担なく受けられたりもします。
メリット4:健康状態のモニタリングが行われる
治験に参加することで、定期的な健康状態のモニタリングが行われます。これにより、疾患の進行状況や治療効果を確認することができます。
【デメリット】
デメリット1:リスクや副作用がある場合がある
すでに上でも書きましたが、治験にはリスクや副作用がゼロではありません。新しい治療法には、副作用や健康被害が発生する可能性があるため、治験に参加する前に治験募集サイトや医療機関、医師にしっかりとリスクを理解し、自己責任で参加を決めましょう。
ただし、体や心の不調が出た際にはいつでもやめられるようになっていますので、その点は安心ですね。
デメリット2:義務や制限がある場合がある
治験に参加する場合、義務や制限があることがあります。治験に参加する期間中は、特定の食事や運動、普段服用している薬の使用、サプリメントの摂取などが禁止される場合があります。
さらに入院型治験の場合、採血はほとんど毎日行われます。
デメリット3:治験の結果が不確定の場合もある
治験に参加することで、新しい治療法の有効性や安全性を確認することができますが、治験の結果が不確定である場合もあります。
負担軽減費の単価感は?
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治験ボランティアの負担軽減費(謝礼金)の単価は、治験スポンサー(製薬会社など)や治験センター(実施機関)によって異なっています。治験スポンサーが治験に参加するボランティアやモニターに支払う負担軽減費(謝礼金)の額を定めるのですが、その金額は治験の種類や期間、参加者の条件などによって変動するため、一律に決まっているわけではありません。
一般的に、治験ボランティアや治験モニターが受け取る負担軽減費(謝礼金)の単価は、治験にかかる負担やリスクに比例して高額になる傾向があります。
一つの基準としては日当1万円~2万円前後をイメージしておくとよいでしょう。
治験中の食事の制限はある?
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入院型治験中の食事について解説していきます。
入院型治験中の食事はいわゆる病院食になります。
ですので治験期間中は栄養バランスの考えられた健康的な食生活になるでしょう。
しかし病院食とはいっても、健康な人向けの治験の場合、被治験者は体の具合が悪いわけではないので、普段に近い食事が出されることが多いです。
たとえば実際に体験した人の話としては、うどんや親子丼、生姜焼きや焼き魚など私達が普段食べているものが多い印象でした。
お酒などは治験期間中は制限されますので飲めません。お酒好きには辛いですね。
日帰りの治験であっても飲食の制限がある場合もあります。筆者が以前参加した日帰りの治験は当日参加までの飲料制限(コーヒーなどの摂取)がありました。
起床時間や就寝時間の決まりは?
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起床時間や就寝時間について解説します。
入院型の治験に参加中の起床時間と就寝時間は各医療機関により定められています。
就寝時間については、22時に消灯となるところが多く、起床時間については6時半が多かった印象です。
食事も睡眠時間も健康で規則正しいペースが基本になりますので、謝礼を貰いながら健康まで頂けると考えれば一石二鳥です。
自由時間の制限はある?
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自由時間の制限について解説します。
投薬やモニタリングなど、治験実施以外の時間は基本的には自由に過ごせます。
ただ、治験期間中は原則施設外に出ることはできませんので、医療機関や治験施設内で過ごすことになります。
各施設によっては、指定された場所でしか使えない場合や時間の制限などスマートフォンやタブレット、パソコンなどの利用制限がある場合がありますので気になる方は参加前に確認しておくといいでしょう。
治験ボランティアは副業ではない?
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治験ボランティアや治験モニターへの参加は一般的には副業とはみなされません。
治験参加によって受け取る負担軽減費は、研究や実験の協力に対する対価として支払われるものであり、従業員としての雇用関係や契約関係ではありません。
ただし、治験参加によって本業や学業に支障が出ないようにしましょう。
1点注意が必要なポイントが、”副業”にはあたらなくても、”副収入”にあたり、給与所得以外の雑所得が年間20万円を超える場合は確定申告を行う必要が出てきます。
自分で確定申告をする場合、住民税納付の欄を「給与から差し引き」にしてしまうと、副収入が勤めている会社にバレてしまう可能性があります。
会社に副収入をバレたくない方は、「給与から差し引き」ではなく「自分で納付」に〇を付けることを忘れずに行いましょう。
治験ボランティアに参加する手順
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1:治験情報を収集する
治験に参加するには、まず自分に合った治験を見つけるところから始まります。治験情報を収集するには、治験募集サイトなどが一般的です。
治験募集サイトには治験の詳細情報が公開されており、参加資格の確認や治験のスケジュール、負担軽減費の金額などを確認することができます。
またサイトに登録をしておくと、定期的にメルマガが送られてきます。新着の案件や属性に合わせた案件のお知らせが届くので、そこから応募することも可能です。
2:参加資格を確認する
治験に参加するためには、前提条件として参加資格を満たしている必要があります。治験によって参加資格が異なりますが、一般的には年齢、性別、健康状態、治験前の治療歴などが参加資格の条件となります。治験募集サイト情報を確認して、自分が参加資格を満たしているか確認しましょう。
筆者の経験ですが、治験募集サイトに基本情報を登録しておいても、応募のたびにアンケート形式の参加資格チェックが行われる場合が殆どです。
3:参加意思表示と確認
治験に参加する場合は、治験スポンサーや実施施設である医療機関から提供される文書に署名し、自己責任で参加する旨を確認します。また、参加にあたっては、治験内容やリスク、負担軽減費などについても十分に理解しておきましょう。
4:検査や面接などの受診
治験に参加する場合は、事前に検査や面接などの受診が必要となります。参加資格の確認や健康状態のチェックなどが行われます。
5:治験に参加する
参加資格が確認されたら、治験に参加することができます。治験期間中は、治験に関連する検査や治療を受けます。
自分に合った治験募集サイトの選び方
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治験募集サイトも多くあり、どこに登録をしたらいいのか分からないという声も良く聞きます。
ここでは数ある治験募集サイトの中から登録するサイトを絞る際のポイントを解説します。
①エリアで絞る
治験はより人口が多く、多種多様な人を集められるよう都市部での実施が多いです。その中でも関東、関西、九州は多く治験が実施されるエリアになっていて、治験募集サイトはそれぞれ強みとなるエリアを持っています。
自分の住んでいる地域に強みを持った治験募集サイトを選ぶことをおすすめします。
②保有案件で絞る
治験募集サイトにはエリア特性のほかにも、健常者案件が豊富、患者案件が豊富、男性案件が豊富、女性案件が豊富など、治験の案件バリエーションにも特徴があります。
しかし、案件の詳細については実際に治験募集サイトに登録しないと分からないことも多いので、下記を参考に自分にピッタリの治験募集サイトを選んでみてください。
おすすめの治験募集サイト10選
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治験募集サイトによって、それぞれ保有している治験の種類が違う特徴があったり、関東エリアに強いサイトや関西エリアに強いサイト、九州エリアに強いなどエリア特性もあるので、あなたにピッタリのサイトを見つけるために2~3つ登録をしておくのがおすすめです。
1:健活モニター
関東・九州エリアに強く、健康な20代~30代向けの治験ボランティア、モニター案件が多いのが特徴です。
対象年齢
20歳以上
実施が多い地域
会員数
非公開
運営会社
株式会社UNICS(ユニックス)
運営歴
2011年~
会員登録料
無料
治験業界では、九州エリアに圧倒的な強みを持っており、九州の治験業務をほぼ抑えていて、近年関東・関西エリアへの進出を強化しています。
若手健常者向けの案件が豊富なサイトでおすすめです。大学生や社会人など多くの人が適応できる治験が多く、尚且つ負担軽減費(謝礼)が高く設定されているようなので、まずは健活モニターに登録しておくことをおすすめします。
2:JCVN治験ボランティア
募集している治験のバリエーションが豊富で女性にもおすすめな治験募集サイト。
対象年齢
20歳以上
実施が多い地域
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・福岡県・熊本県
会員数
約40万人
運営会社
株式会社JCVNサポート
運営歴
2006年~
会員登録料
無料
関東エリアや関西エリア中心に治験者募集を行っており、募集案件も多い定番のおすすめサイト。
睡眠やメタボのような比較的条件の緩い健常者ボランティアや特定の疾患を持っている患者ボランティアまで幅広く募集しているのがJCVNの特徴です。
また、健康食品や化粧品などのモニターまで取り扱ているので、女性にもおすすめです。実施が多い地域に住んでいる方は登録しておくことが良いでしょう。
3:コーメディカルクラブ
1987年に北里研究所病院のボランティア会として発足した歴史のある治験募集サイト。
対象年齢
20歳以上
実施が多い地域
会員数
約7万人
運営会社
株式会社シスモール
運営歴
2012年~
会員登録料
無料
健康食品やサプリメントからワクチンなどの治験まで幅広く治験ボランティアや治験モニターを募集しています。
花粉症や糖尿病の方向けの案件数が多いので該当する方には特におすすめのサイトです。
会員登録も簡単で1分もあれば会員登録ができます。
4:V-NET(医学ボランティアネットワーク)
治験初心者でも参加したい治験にスムーズに参加でき治験参加率が高いくおすすめの治験募集サイト。
対象年齢
20歳以上
実施が多い地域
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・大阪府・京都府・兵庫県・福井県・富山県・石川県・愛知県・岐阜県・滋賀県
会員数
非公開
運営会社
株式会社ヒューマンリンク
運営歴
2007年~
会員登録料
無料
大阪が本拠地の関西エリアに強い治験募集サイト。関西・関東・中部エリアを中心に治験展開しています。
電話での丁寧な説明など治験初心者へ特におすすめで、サポート体制が整っている治験募集サイトです。
なので治験参加率も他のサイトと比べても高く、安心して使えます。V-NET独占の案件も常時多数あるようで登録しておいて損はしないでしょう。
5:CVS(クリニカルボランティアサポート)
健康食品、サプリメント、化粧品モニターが多く、都市部の治験が多いのが特徴の治験募集サイト。
対象年齢
20歳以上
実施が多い地域
全国の主要都市中心
会員数
約10万人
運営会社
株式会社MAXメディカル
運営歴
2009年~
会員登録料
無料
CVS(クリニカルボランティアサポート)の特徴は、健康食品・サプリメント・化粧品などの治験ボランティア、治験モニター募集が多い点です。都市部在住の方にはおすすめです。
一方、実施エリアが都市部に偏っていて、地方に住んでいる方にはおすすめ出来ないかもしれません。
6:ニューイング
満7歳以上の子供の治験ボランティアも積極的に募集しています。
対象年齢
20歳以上(満7歳以上の子供ボランティアもあり)
実施が多い地域
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・山梨県・大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・福岡県・佐賀県
会員数
約10万人
運営会社
特定非営利活動法人ニューイング
運営歴
2009年~
会員登録料
無料
18年以上の運営実績を誇る、安心の老舗治験募集サイトです。
入院型の治験から通院1回で投薬なしの初心者にはうれしいモニターまで幅広く用意されています。
また、健康な人も、疾患がある人も、学生でもフリーターでも大歓迎という誰に対してもオープンな姿勢が強みのようです。
治験の始まりから終わりまで不安や相談に応じてくれる丁寧なサポートありおすすめのサイト。
7:インクロム ボランティアセンター
1983年に初めて治験事業に関わって以来、1,600件以上の治験実績あり。
対象年齢
36歳以上
実施が多い地域
関西エリア
会員数
約6万人
運営会社
インクロムCRO株式会社
運営歴
1975年~
会員登録料
無料
大阪や関西地方では圧倒的な知名度を誇る老舗治験募集サイトで、今では疾患のある方又は36歳以上の方のみ募集しています。
大阪の治験に特化した医療機関とコネクションが強く、快適な治験ライフが送れる模様です。
関西エリアで治験ボランティアや治験モニターを検討している方は抑えておきたい治験募集サイトです。
8:生活向上WEB
業界最大級の治験募集サイト。掲載案件数が豊富で様々な種類の治験案件がみつかる。
対象年齢
20歳以上(子供の治験もあり)
実施が多い地域
全国
会員数
約100万人
運営会社
3Hクリニカルトライアル株式会社
運営歴
2005年~
会員登録料
無料
日本最大級の治験のポータルサイトです。健常者、特定疾患、サプリメントや健康食品、化粧品などありとあらゆる治験ボランティアや治験モニターを募集しています。
3Hクリニカルトライアル株式会社はエムスリーグループの企業でもあり、医療機関とのコネクションが強いことが特徴です。
9:QLife(キューライフ)
QLifeは、エムスリーグループの企業で医療総合サイトQLifeを運営しています。
対象年齢
20歳以上
実施が多い地域
全国
会員数
約600万人(サイト全体)
運営会社
株式会社QLife
運営歴
2020年~(株式会社ヒューマより被験者募集業務を譲受)
会員登録料
無料
治験募集の中身は「治験初心者向け」と「疾病をお持ちの方向け」の両案件とも行っています。
QLifeの特徴としては、女性向けの試験や健康食品を試す試験が多めに掲載されていることが挙げられます。
また充実したサポート体制で「治験相談窓口」も用意されているので、治験についての疑問や不安は電話でもメールでも気軽に相談できます。
10:治験ネット
治験ネットは、男性の治験案件が多く関東と九州に強い治験募集サイトです。
対象年齢
20歳以上
実施が多い地域
東京、大阪、福岡
会員数
非公開
運営会社
株式会社LDMコミュニケーションズ
運営歴
2013年~
会員登録料
無料
治験ネットは関東と九州エリアに強く、特定の疾患がある方、疾患のない方両方の治験を扱っています。治験ネットだけしか取り扱っていない治験募集もあるので、穴場的な治験募集サイトになっていておすすめです。過去の治験参加履歴は治験ネット内で常に管理されており、次の治験参加までのウォッシュアウト期間(休薬期間)も把握がしやすく使いやすい会員サイトになっています。
いかがでしたでしょうか。
治験募集サイトもこのように数多くあるので、この記事の情報を参考にしていただき、自分に合った治験募集サイトに登録してみることをおすすめします。
募集している治験ボランティア、治験モニターの案件も治験募集サイトによってまちまちなので、2つ~3つ登録して、治験募集案件を覗いてみることをおすすめしています。